中耳の構造

中耳は、鼓膜、鼓室、鼓室と上咽頭を結ぶ通気口である耳管などからなります。 鼓膜は直径約8mm、厚さは平均で0.06mmです。正常では薄いピンク色の半透明の膜で、鼓室の中の構造である耳小骨の一部や、耳管の入り口などは透けて見えることが多いです。中耳炎などでは鼓膜に変化が現れることが多いので、鼓膜をしっかりと見ることは耳鼻科の診療の基本となります。 鼓室は空間となっており、内部にはツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨という3つの耳小骨があります。内側の壁には蝸牛の基底回転の隆起である岬角、耳管の入り口、前庭窓(卵円窓)、蝸牛窓(正円窓)などがあります。